産後3日目

寝不足でしんどい、というほどでもなく起床。臨月のときから細切れ睡眠だったので、身体が慣れてしまっているのだろう。

待望の便が出た。出すのが本当に怖かった。いろいろ切れるんじゃないかと思った。痔になっている気もするんだが、金曜の内診のときに聞いてみよう。

沐浴指導、夫の親族の来院、聞こえの検査、沐浴実施、合間にミルクと、かなりのハードスケジュールをこなす。しかもどれも予想した時間にはじまらずイライラした。看護師さん間で言っていることが違ったり、親族の要望がいろいろあったり、義母がしゃべりすぎたり私のすることにケチつけられたりで、なんで産後一番しんどい状態の私が気を回さなゃならんのだと疲れ果てた。身体はまだボロボロのバキバキで横になりたいのになかなかなれなかった。実母にあーだこーだと愚痴ってすっきりする。

子どもをとりあげてくれた助産師さんとバースレビューとしてお産を振り返る時間があった。このブログを書いていたことも役に立ち、助産師さんがひくぐらいぎっしりレビューを書いた(たくさん書いてくれて嬉しいと言ってくれたけど)。呼吸法が最後まで上手にできていたし、スタッフやご家族含め、あなたが一番冷静でした、と言われた。先生もびっくりするくらい進みが早くて、分娩室もういけますって言ってるのに信じてもらえなかったんですよー、診察してもらってようやく納得してもらったんです、と笑っていた。バースレビューとかめんどくせーなと産前は思っていたが、滅多にできない体験を語り合うのは楽しいんだなと思った。

子どもはなかなか母乳を飲むのに苦労している。かつ、他の子が使っている哺乳瓶の乳首では硬いらしく、飲むのに時間がかかりすぎている。小さく産まれたので口も小さいし顎の力もまだあまりないようだ。時間がかかりすぎるとどちらも疲れてしまうので、無理しないようにやっていきましょうね、とりあえずはやわらかい乳首の哺乳瓶で飲ませましょうと言われる。母乳も飲ませたいが、いまは体重を増やすことを一番の目標にしようと思う。もともとそこまで母乳育児したいわけではない。というかミルクにして、誰にでもすぐ預けられる状況をつくり、私がいつでも気軽に外出できるようにしたいのだ!そうしないとうつまっしぐらな気がするのだ!

しかし乳が張る。これか、産後おっぱいが張るよってのは。私のは吸いにくい乳らしく、しかも張ってきたので、無理に子どもに母乳を与えようとするといやがって、余計な体力を消耗し、ミルクを飲んでくれなくなる恐れがある。それでは体重が増えないので、子どもにまずミルクをあげ、満足して寝ているすきに搾乳することにした。搾乳したものは哺乳瓶に入れ、次のミルクのときに一緒に飲ませる、という作戦でいくことにする。搾乳は手でやっているが出ることは出る。ただ難しい。15分くらい自力で頑張ってみて、仕上げを看護師さんにお願いすることにした。いろいろアドバイスももらえるので、かなり気が楽になった。何が何でも母乳で!と思ってないからだとは思うが。

今日も深夜時間に子どもの寝つきが悪くなかなかスムーズに寝てくれない。でもこういうもんなんだと腹をくくった。どうせたった3時間後にミルクの時間だから起きなきゃいけないんだ私も子どもも、と思い、なんとしても寝かしつけて休まなければ!と思わないようにした。するととても気が楽になった。寝ようと頑張っている子どもの顔もかわいい。いまはまだしんどくないからこう思えるのだろうか。まあその時はその時だ。