ある日の一日

1ヶ月半の女児と過ごす、ある日の一日。

7:15

珍しくぎゃーと泣いて起きる(いつもは静かにうふうふ言いながら伸びをしながら起きる)。びっくりして私も起床。抱き上げたらご機嫌になる。ご機嫌が続かずぐずるのでミルクあげる。夫出勤。夫の朝ごはんはシリアルなので、準備いらずで手がかからずありがたいです。

8:00

ひとりあそび(泣かずに手足をバタバタ動かす)をしはじめたので、朝食(コーヒー、パン、果物)をとる。

8:30

ぐずりだす、がほっといて皿洗い、洗濯機を回す。

8:50

抱っこすると目をとろんとさせる。ソファーに座り、しばらく腿の上にのせておき、テレビを見ることにする。

9:00

寝たようなので腿からおろして、ソファーで横にさせる。

9:30

起きる、がしばらくは泣かないので洗濯物を干す。そのうちくずりだす。

10:00

ミルクあげる。私の母が来る。子どもは構わずひとりあそびをしている。

10:50

くずりだすので抱っこ。しばらくして寝る。

12:00

寝ているすきに昼食。と思いきや起きてぐずるので、母とかわりばんこでごはんを食べて抱っこ 。ミルクを早めにあげる。

13:30

近くのスーパーまで3人で買い物に行く。抱っこ紐は使わず、おひなまきにしていった。抱っこして歩くと気持ちいいので、買い物中に寝てしまった。

14:30

起きてくずりだしたがおふろに入れる。まだベビーバスで沐浴させている。

15:00

ミルクあげる。母を迎えに父が来る。父が子どもをあやしているすきに、私と母はおやつタイムと称して休憩。

16:00

両親帰る。洗濯物をとりこみ、片付ける。ふにふに言い出したので抱っこしてうろうろ、しばらくすると寝だす 。

17:00

起きる。くずりだしたので抱っこ 。うとうとしかけるうちにミルクの時間。

18:00

夫帰宅。夫に授乳をお願いしているすきに、夕食準備。サラダ、豚しゃぶ、いかとアスパラのバター炒めを作る。それだけ作れれば十分でしょとお思いかと存じますが、半分は母が持参してくれたので立派に手抜きをしておりますです。

18:30

夕食。ぐずるのでおしゃぶりを与える。食べ終えたら夫が子どもを見て、私は片付け。

20:30

ストッケのバウンサーに乗せてみるも泣く。なかなか気に入ってもらえない。あきらめて抱っこすると寝だす。

21:00

ミルク。夫はそのあいだにお風呂。その後私がお風呂。かわりばんこで寝かしつけ。

22:30

夫就寝。夫は寝かしつけている間に寝落ちしたらしく、子どもはまだ起きている。テレビ見ながら私が寝かしつけ。30分くらいで寝付く。

23:30

次のミルクの時間である0時近くまで粘ったが眠さの限界だし子どもも起きないので寝ることにする。1時に目覚ましをかけておく。

1:00

子どもを起こしてミルク。なかなか飲まず、脇や足の裏をこしょこしょする。なんとか80mlを25分くらいかけて飲む。飲んだ後はすんなり寝る。次のミルク用に目覚ましをかけて、私もすぐ寝る。

5:00

目覚ましが鳴り、夫が起きてミルク。私も目を覚ますが起き上がらず、心の中でがんばれとエールをおくる。

 

授乳して抱っこして寝かせて、をひたすら繰り返す毎日である。スキマ時間で、撮り溜めているテレビ番組を見たり、本を読んだりしたいが、スキマ時間が30分以内とかなので、なかなかそういう気にもなれず、やりたいことは溜まっていく一方だ。

一日置きくらいに母が来てくれて、授乳や沐浴を手伝ってくれたり、昼食夕食を買って来てくれるのが、本当にありがたい。疲れたらいつでも実家に帰っておいでと言われる。「ワンオペ育児」という言葉は好きではないが、ひとりで子育てなんて極力しないほうがいいなと、一日の終わりの疲れ果て具合をみて思う。家族の力も借りつつ、アウトソーシングもしていきたい。

夫も進んで子どもの世話をしてくれるので、このひとと結婚してよかったなと富に思う。なかなか寝てくれないとかミルクをすんなり飲まないとか、まだ慣れないこともあるだろうが、めげずにいろいろやってくれるのでとても助かっている。

自宅に帰ってはじめての日曜日、一日ずっと子どもの相手をした夫は、夜疲れてはあーとため息をつき、こりゃごはん作るのは無理だね、ほんと、ごはん買って帰るようにするからと言った。もともと私が料理つくらなくても文句を言わないし、多少家が散らかってても平気なタイプだが、子どもと一日いて、家事がいかにはかどらないかを実感したらしい。そうだろそうだろ。実感してもらったおかげで、私も心置きなくサボれるので、精神衛生上よかったなと思っている。あれもやらなきゃこれもやらなきゃがたまると爆発することを、新生児期に身をもって知ったので、生きるのに最低限のことだけやろうと思う。子どもが一日の終わりに生きてたらそれで十分だと思うくらいでいよう。