産後4日目

朝からテレビ(あさイチ)でユースケ・サンタマリアを見られてテンションが上がる。ドラマ見なければ。

まだまだ尻は痛い。おそるおそる椅子に座る日々はしばらく続きそうだ。今日担当してくれたフレンドリーな看護師さんに、尻の状態を見てもらう。とりあえず切れてはいないようだ。時間が薬なんですよねえ、と言われる。便が出るだけよしとしよう。

昼食中、子どもがくずりだしてどうしましょうと思い、子どもを左手で抱っこしたままごはんを食べるという荒技を見せてしまった。泣くけどちょっと待たせて、ぱぱっと食べればいいのだが、まだ子どもを泣かし続けることに抵抗がある。すぐ看護師さんとかが様子を見にきそうでいやなのだ。心配できてくれているのは百も承知だが、責められている感じもしてしまう。いやその前に、まずあやしてから食べろよって話なんだが、あったかいものはあったかいうちに美味しくいただきたいというくいいじが勝っている私なのだ。この日のメニュー、鳥の山椒焼き、めちゃうまかったし。

夕食はお祝い膳が出た。待ってました!すごく豪勢なメニューで、ステーキまであった。セレブ病院のフレンチフルコースお祝い膳には負けるだろうが、県立の総合病院にしては素晴らしい内容だと思う。あなたのおかげで美味しいものが食べられたよ、ありがとう、とミルクが欲しそうな子どもを横目に完食した。

夕食中、フレンドリーな看護師さんが出産のプレゼントをお持ちしました!とやって来た。子ども用マグや絵本、おくるみ、授乳クッションなどの中から好きなものを選べるという。抱き枕兼授乳クッションは買っていたのだが使い勝手が悪く、役に立ちそうになかったから買い直そうとしていたところだったので、授乳クッションにした。こんなちゃんとしたものをもらえるとは思っていなかったので嬉しかった。

夜中、お腹がごろごろして眼が覚めるも、何も出ない。しかしお腹が苦しい。下剤(寝る前に飲むと朝ごろお通じがあるタイプ)を飲んでなかったなと思い、部屋を出て冷水機まで水を汲みに行く。お腹を押さえながらゆっくり歩く様を見た看護師さんが、大丈夫ですかと声をかけてくれた。便が出てないわけではないんですが、お腹が痛くて、ミルクの時間もちかいのにどうしようと思ってというと、よかったら少し赤ちゃんお預かりしましょうかと言ってくれる。迷ったが、甘えることにした。次々回4時のミルクの時間には授乳室に行きますと答え、子どもを預けた。便はやはり出なかったが、2時間くらいは子どものことを気にせず寝ることができた。少しの時間だけでも全然違うものだなと思った。