1ヶ月健診

ようやく1ヶ月健診の受診日が来た。

母親が同行してくれたとはいえ、行くまでが憂鬱だった。抱っこ紐がまだ使いこなせないからずっと手がふさがるし疲れそうだなあとか、ミルクをどのタイミングで飲ませようかとか、診察中や待ち時間の間大泣きしたらやだなあとか、なにか異常が見つからなければいいけどとか、色々考えすぎていた。

結果として、子どもはずっと泣かずに無事に健診を終えられた。案ずるより産むが易し。

まず私の産後の回復を見られたのだが、30分くらい待たされた。1ヶ月健診は金曜日にしかやっていないのと通常の外来も並行してやっているので、なかなか呼ばれない。周りの赤ちゃんはぐずぐず言いだし、父親や祖父母があやしていた。それを尻目にうちの子はうとうとしつつもおとなしくしていた。ひやひやしつつもようやく順番が来て、診察してもらい、子宮の回復もよく、今日から入浴などオッケーですと言われた。まずは第一関門突破。

小児科にうつり、すぐに名前を呼ばれた。体重・身長・頭囲を測定。ぐずらない。先生に聴診器をあてられる。泣かない。K2シロップを飲まされる。一気飲みした。ということで非常にスムーズに、しかも特に問題もなく終わり、ほっとした。体重も出生時からちょうど1kg増えていて一安心。ミルク育児バンザイ。

ひとつだけ、お尻の穴の上の方にくぼみがあるけど、心配しないでください、お猿さんだったときの名残りですからと言われた。くぼみに汚れがたまりやすいのでそれだけ気をつけてくださいとのことだった。今まで全く気にしたことがなかった。帰ってから調べてみると、なかには穴があいている子や手術が必要な子もいるらしい。知らないことだらけだなあと痛感する。

待たされたこともあり、帰ってからすごい勢いでミルクを飲み干したので、お腹をすかせてしまい申し訳ないと思ったが、ともかくこれで一緒に外出もできるし、自宅にも帰れそうだ。自宅に帰るのは不安もあるが、ようやく家族3人での生活が始まるのだなという嬉しさもある。夫とともに、いろんな人の力を借りながら、神様からのあずかりものであるこの子を育てていこうと思う。